抗がん剤治療などの医療行為で脱毛してしまった方、失敗しない医療用ウィッグの選び方のポイント!

医療現場でのウィッグの活躍

医療とウィッグの関係とは がんセンターや病院に行くと医療用ウィッグのパンフットをよく見かけます。各メーカーそれぞれ特徴があり、選ぶ人も選択肢が複数あるので用度や予算に合わせて買えることができます。

ガンの治療法として手術とその前後に抗がん剤治療を行うのが一般的になっています。抗がん剤治療には吐き気、下痢、倦怠感、脱毛など辛い副作用が付随するので、やむを得ず治療を中断する方もいましたが、今は抗がん剤の種類もたくさん開発されていて、どうしても避けたい副作用は回避できるようになっています。脱毛現象は女性の場合は特に負担の大きい副作用で、それを事前に防ぐ方法が今の段階ではないのが現実です。特定のがんの場合、例えば乳がんの治療に使われる抗がん剤は脱毛の副作用はあるもの、完治の可能性が非常に高いため、覚悟の上で治療に臨む方が多いです。その脱毛期間にウィッグなどをうまく利用して乗り越える方も増えていますが、この時期に使われるウィッグを医療用ウィッグといいます。

医療用ウィッグもかなり進化していて、軽くて、心地よくフィットして快適に過ごせる機能性だけではなく、おしゃれを楽しめるほどデザイン性にも優れています。

また、自宅で無料試着ができる宅配試着サービスを行うメーカーも出ていて、医療用ウィッグの用意もより簡単に済ませることができるようになっています。

医療用ウィッグの種類について

医療用ウィッグは、大きく分けて3種類のものに分類出来ます。まず、一つ目に既製品と呼ばれる医療用ウィッグがあります。完全に(最初から)出来上がった製品なので、比較的誰にでも、買いやすい価格の商品が多く見つかります。

ただし、既製品は頭の大きさや顔立ちに合わせたサイズ調整が難しいというデメリットがあります。ヘアカットやアレンジが出来ないので、自分好みの商品でなければ長く着用する事が難しいかもしれません。

次に、医療用ウィッグにはセミオーダーと呼ばれるものがあります。あらかじめ決まったデザインのウィッグを選択し、そこから希望するヘアスタイルにカットやアレンジをオーダーする事が出来るのです。地毛に近い感覚で、パーマやカラーリング、カールなどのスタイル変更が行えるというメリットがあります。

また、これらのセミオーダー商品は、既製品に比べても格段に品質が良く、高くても8万円〜10万円以内で手に入れる事が出来ます。

次に、医療用ウィッグには最も高価な製品、フルオーダーと呼ばれるものがあります。これは、その名前の通り(注文主の)頭部のサイズを採寸し、それぞれの頭の大きさやバランスに、最もふさわしい医療用ウィッグを制作する商品となっています。

ひとつひとつが完全な手作りで作成されるので、価格は30万円台から、高いものでは100万円近い費用が必要となります。また、完成までの時間がかかるので、最低でも1ヶ月ほど待たなければなりません。

このように、医療用ウィッグには様々なデザイン、付け心地、価格のものが多数存在しています。最も多く利用されているのは、2番目の「セミオーダータイプ」の医療用ウィッグです。販売店だけでなく、最近では自宅にサンプルを取り寄せて試着する事も出来ます。価格も手頃で、メーカーによってはフルオーダーに限りなく近い商品が10万円以内でオーダする事も出来ます。

このように、それぞれの予算に合わせて、最適な医療用ウィッグを選んでみて下さい。

抗がん剤治療を受ける前の方は、脱毛後のバランスを考えてサイズの注文をして下さい。オーダーした後、アジャスタなどでサイズが自由に調整できるものを選べば安心です。また、医療用ウィッグの販売メーカーには、抗がん剤治療や怪我のケアの専門(相談)スタッフが常駐している事がほとんどです。ケアや治療の段階で分からない事があれば、医師や医療用ウィッグの専門スタッフに気軽に相談するようにしましょう。

心強いサポーターを得る事で、治療中の心の負担を取り除く事が出来ると思います。